ロボットハブ活用事例

データの型を揃えよう。 小数点以下の桁を揃えるロボット

ROBOT-HUBには【正規表現シリーズ】というシリーズのロボットがあります。

正規表現とは?についてきちんと説明しようとするとなかなか大変ですので割愛しますが、ロボットにデータを取り込む際に、ロボットが理解できる型に整えておく必要があり、そのための処理を手伝ってくれるロボット、のような感じで捉えていただけたらと思います。

もちろん単体で、例えばMicrosoft Excelファイルの内容を整えたりすることもできますが、他のロボットに組み込んで部品のように使うこともできます。

今回はその中から、小数第(n+1)位以下と小数第n位の0を削除するロボット」をご紹介します。

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小数第(n+1)位以下と小数第n位の0を削除

会計帳票や統計資料に取り込みたいデータがあったとして、数値の小数点以下の桁数が揃っていない、というのはよくあることではないでしょうか。

そんな時に、データを取り込む前段階でこのロボを使い、データの桁数を揃えておくと便利です。

早速ロボットを使ってみましょう。

(今回はBizrobo! v10.7.0.4を使ってご説明しますが、SynchRoidでも同じようにお使いいただけます。)

ロボットをダウンロードし、任意のフォルダに配置します。今回はデスクトップに置きました。
今回はこのような2つのファイルの小数点第3位以下と、第3位が0だった場合は0を削除していきます。

ファイルはInputというフォルダに一緒に格納しておきます。

ファイル名にinputを含むものを対象として処理しますので、一度に複数のファイルを処理できるのです。

ロボットファイルに同梱されている設定情報一覧表の情報をお使いの環境にあわせて設定します。

Bizrobo!を起動し、プロジェクトを開きます。

ロボットの変数Settingingoに設定情報一覧表のファイルパスを指定します。

準備が完了したらデバッグで動かしてみましょう。

実行が完了したのでファイルを開いてみましょう。
ファイルはOutputフォルダに新規に作成されています。

下記のように、処理をしたファイル名と行数、小数点第3位以下を処理した結果が出力されています。

ビジネスを手間なく効率よく。
ROBOT-HUBにはこのようにビジネスに役立つロボットが掲載されています。どれも無料でお使いいただけますので、ぜひダウンロードして使ってみてくださいね。

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小数第(n+1)位以下と小数第n位の0を削除

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