開発ブログ

ロボの処理実行時間も考えています

皆さん、こんにちは。設計部 山本です。

世の中にはたくさんロボがありますが、中には処理に時間がかかるロボもありますよね。

私が設計に携わったロボの中には、取得したい情報が数千件あるものがありました。

この場合、XMLでの一括取得が実装できれば問題ないのですが、1行ずつ読み込んで取得しないといけない場合もあり、処理に時間がかかってしまうことがありました。

実行時間が長くなると、ユーザさんはもちろん、開発者の方がちょっとロボを修正して確認したくても思うように進めず、検証者の方が条件を変えてたくさん検証する際にも大変な作業になってしまいます。

定期的にスケジューリングしてロボを実行する運用であれば、処理に時間がかかっても問題ないこともありますが、できればそういったロボは避けたいところです。

ですので、設計時はもちろん、ロボ作成時においても、データ量に関わらず無駄な処理は省いているのです。それはもう開発者さんのポリシーというかこだわりのようなものを感じるほどです。

それでも、実際のデータを扱ったロボの動作が遅い場合は、仕様を見直して検索条件を追加変更したり、それが無理なら試行錯誤して実装方法を変更したり、開発者の方のお力を借りながら処理時間を短くする努力をしています。

使い勝手や利便性だけではなく、実際に動かしたユーザさんがいいね!と思うようなロボを目指して頑張っています。

ダウンロード