ロボットハブ活用事例

国や自治体の中小企業支援情報を効率的に検索・取得【使い方編】

今回は、企業経営に役立つ中小企業支援施策(制度)の情報を取得するロボットの概要や使い方について、設計者の山本さんにお話をお伺いしました。

▼ロボットの概要についてはこちらの記事をお読みください
国や自治体の中小企業支援中小企業支援情報を効率的に検索・取得

必要な支援情報だけを効率的に取得

今回のロボットは、具体的にどんな業務で役立ちますか?

山本さん このロボットは、中小企業向けの国や地方自治体の支援施策や支援制度の情報を検索・取得することができます。

今必要とする補助金や助成金などの情報を一気に取得することができ、タイミングを逃さずに活用に繋げることができます。

情報は、経済産業省中小企業庁ミラサポplus中小企業向け補助金・総合支援Webサイトと、中小企業基盤整備機構が運営するWebサイトJ-Net21から取得してきます。

国や自治体の支援制度のうち受付が終了した支援情報は対象とせず、更新の日付の新しい順に取得するため効率的に情報を知ることができます。そのため、補助金があったけれど情報に気が付かないうちに締め切られていて申請の時期を逃してしまったというようなことがなくなります。

ロボットの使い方を教えてください。

山本さん Microsoft Excelファイルに検索したい情報を入力して使っていただくという仕組みなのですが、手入力で誤字や脱字があった場合検索結果が何も得られないということになってしまうため、ドロップダウンリスト式の選択項目を作りました。

検索したい地域を一つ以上選択していただき、分野・業種を指定する場合もドロップダウンリストから選択していただきます。

その他フリーワード検索への手入力ができますが、適切なキーワードを指定できない可能性がある場合は空欄での検索がお勧めです。空欄で検索した場合は、全件が抽出対象となります。

検索結果はCSV出力されます。

それはどんな手作業を自動化してくれますか?

山本さん 国や地方自治体の支援情報を自分で全て調べるのは手間も時間もかかり、情報が多いため見落としたり適切な申請時期を逃してしまったりということも出てきてしまうと思います。

このロボットは地域や業種、キーワードを入力するだけで国と地方自治体の支援情報を一気に取得できるため、見落としをすることなく必要な情報だけを知ることができます。

 

中小企業のほか、個人事業主やフリーランスの方にもお勧め

このロボットをどんな方にどんな風に使ってほしいですか?

山本さん 中小企業のほか、個人事業主やフリーランスの方にも、ご自身が利用できる制度があるということを知っていただくためにも使っていただきたいです。

例えば、コロナ禍でテレワークを各企業で開始されたところも多いかと思いますが、コロナ関係の補助金がほしいという場合、このロボットで検索すると経済産業省の支援情報のほかに各自治体が出している上乗せの補助金の情報も出てくるため、情報の取りこぼしがなくなります。

ぜひこのロボットを活用して、今利用できるさまざまな支援情報や支援制度を逃すことなく知っていただきたいです。

 

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