ロボットハブ活用事例

ロボットが自分でTypeを作る? タイプファイル作成ロボット

「え?ロボットが自分でTypeを作る?そんなことができるの?」

そう思われるかと思います。できるんです。

SyncroidBizrobo!でロボットを開発する際に意外と面倒なのが、Typeファイル作成ではないでしょうか。

ロボットが取得した値を入れたり、ロボットに読み込ませる値を入れたりするTypeファイルはロボット開発の最初に行いますが、項目が多いとなかなか大変な作業です。

属性の名前やショートテキストや数値・日付などの種類、必須項目なのかどうか、などなど、ひとつひとつ指定していくのは面倒ですよね。

そんな面倒な作業はロボット自身に担当してもらいましょう。

今回ご紹介するのは大量に項目がある場合に便利!タイプ作成ロボット」です。

Typeファイルに指定する項目をCSVファイルにまとめて記載しておくと、ロボットが読み込んで自分でTypeファイルを作成してくれます。ひとつのCSVファイルから複数のTypeファイルを作成することも出来て助かります。

▼ロボットのダウンロードはこちら
大量に項目がある場合に便利!タイプの作成ロボ

早速ロボットを使ってみましょう。

(今回はBizrobo! v10.7.0.9を使ってご説明しますが、SynchRoidでも同じようにお使いいただけます。)

ロボットをダウンロードし、任意のフォルダに配置します。今回はデスクトップに置きました。
ロボットファイルに同梱されている設定情報一覧表の情報をお使いの環境にあわせて設定します。

タイプ名を別にすることで、ひとつのCSVファイルから複数のTypeファイルを作成できます。今回はType1とタイプ2という2つのTypeファイルを作成します。

Bizrobo!を起動し、プロジェクトを開きます。

ロボットの変数Settingingoに設定情報一覧表のファイルパスを指定します。

準備が完了したらデバッグで動かしてみましょう。

実行が完了したらOutputフォルダを開いてみます。

このように、指定した「Type1」ファイルと「タイプ2」ファイルが作成されました!

実際にロボットで使えるのか試してみます。
Typeファイル2つをロボットが格納されているLibralyフォルダに移動します。


プロジェクトを開いてみると
下記のように、きちんとTypeファイルとして追加されていますね。

項目も、下記の通り指定した通りに記載されています。

たくさん項目のあるTypeファイルが複数一度に作成できて、効率よく作業が進められますね。

ビジネスを手間なく効率よく。
ROBOT-HUBにはこのようにビジネスに役立つロボットが掲載されています。どれも無料でお使いいただけますので、ぜひダウンロードして使ってみてくださいね。

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